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タイヤマン三井の秘密 ボルト1本に至るまで安全に目を配り、技術を磨き上げます。

2014.07.25

タイヤマン三井の秘密

ボルト1本に至るまで安全に目を配り、技術を磨き上げます。

ブリヂストンは たゆまないサービス技術向上促進のために、毎年技能協議会を開催しています。その中で全国のブリヂストンショップのスタッフが作業標準を基本に安全性や丁寧さ、スピードや効率性といった面でより優れた技術を競い合うことで、互いに切磋琢磨する場を創りだしています。

私たちタイヤマン三井も毎年のように参加させていただき、全国のレベルをお店に持ち帰り技術の更なる向上を社員一丸となって目指しています。そして昨年メンテナンスサービス認定店として港店、清湖店が選ばれました。石川県では当社ともう一社選ばれています。(2014年6月30日現)これはスタッフの日頃の活動とお客様の支えがあってこそ認定店が取れたのだと思っています。

認定制度が出来た背景にはタイヤ業界に一つの大事件が起ったからです。今から6,7年前のことです。事件とは大型トラックのタイヤ脱輪事故であります。道路を走行していた大型トラックからタイヤが外れ歩道を歩いていた若い親子に飛んで行き子を残しお母さんが亡くなった事故がありました。取り付けてあるボルトの破損でタイヤが飛んでいったのだとか。。。整備不良で運転していたドライバーはもちろんトラックを所有していた運送会社、そしてトラックの車両メーカーがボルトの欠陥だと指摘され大企業の経営事態を揺るがす大問題にまで発展し社会問題になった経緯があります。このことにより平成18年度に道路運行法の改正があり、タイヤ脱着作業自体の工程が一部変わり法律に基づくものになりました。全ての大型トラックのナット締め付けはトルクレンチで締め付けすることが義務付けになりました。我々タイヤショップにも取り巻く環境が大きく変わりました。一昔前まではタイヤの取り付けをするにあたって大型インパクトレンチでナットをバリバリ締めて終わりという本当にからくさんなものでした。職人気質のタイヤ整備工ばかりで「締め付けは腕と勘で締めるもんや!」とか「インパクトの2番で締めろ!」や「音で締めろ!」なんて言われ締め付けはある意味その人の技量次第で作業の善し悪しが決められていて「こんなことも出来んがんかいや!」などとよく上司にどやされていたのを思い出します。一人前に締め付け出来るのに技術を覚えることよりも根性が試された時代でした。

昨今では、数値で締め付け管理するのが当たり前の時代になっています。トルクレンチを使用して、ある程度タイヤ交換の経験があれば誰が作業しても同じトルク数値でナットを締めつけることが出来ます。逆に言えば一昔前行っていたインパクトだけの締め付けだと数値がバラバラで均等に締めていないことが考えられます。ナットの緩みや締め忘れがあるかも知れない作業に今考えると「ぞおっと」します。

今では当たり前になってる締め付けトルク管理。

業界にとっては大変重要な出来事であり技術の進化が試された時代でした。

私たちタイヤマン三井はナット一つ、ボルト一つ安全に目を配り日々技術を磨き上げています。

「全てにトルクを!」合言葉に日々お客様の安全の為に取り組んでいます。

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